話題のチャット不動産iettyとNomad.を利用してみた感想
引越先の物件を決める際に
チャットで物件探しが出来るサービスを利用しました。
両サービス共に内見前に不動産会社の店舗に行く必要がなく、
スムーズに内見する事が出来るのがサービスの特徴になります。
Nomad.とiettyというアプリを利用
- 希望条件入力
- 希望条件を基にした物件提案
- 内見希望
- 申込、契約
Nomad.とietty仲介手数料はどうなってるのか。
物件探しで気になるのが、初期費用の問題ですね。
敷金は、借りている部屋を綺麗に使っていれば基本返ってくるお金です。
礼金は、基本大家さんが不動産業者への広告出稿料に充てられます。
気になるのは、不動産屋に支払う「仲介手数料」です。
Nomad.の仲介手数料は完全無料
Nomad.は仲介手数料は一切掛かりません。
礼金ゼロ物件で探せば、かなり初期費用を抑える事が出来ると思います。
ただ最初の二週間以上は、月単位で1,800円の利用料が掛かります。
物件の内見も1回3部屋(3時間迄)で960円の利用料が掛かります。
物件を決めるのに2ヶ月掛かったとしても、料金は1万円掛からないですね。
iettyの仲介手数料は家賃の1ヶ月分
iettyは、普通に仲介手数料が1ヶ月分掛かってしまいます。
しかし物件によっては、仲介手数料を2万円〜半額程度に抑えられるという噂も。
これは一緒に内見したスタッフさんに確認が必要だと思います。
Nomad.とiettyの各サービスの比較
仲介手数料という面で見ると、大きくNomad.に軍配があがりそうです。
実際、仲介手数料無料でその他競合と大きく差別化を図ってます。
では料金面以外での部分はどうなってるか比較してみます。
提案物件の精度
両サービス共にアプリインストール後、希望条件を入力します。
その後、条件に合わせた物件を提案してくれます。
気になる物件は、内見予約の前に空室確認をしてくれます。
〈Nomad.の提案物件精度〉
- 希望の最寄駅が複数個選択出来る(上限なしだったと思います)
- 条件に合わない物件をリストから外した後、精度があまり変わらない
- 希望家賃や希望条件に忠実に物件を提案してくれる
〈iettyの提案物件精度〉
- 希望の最寄駅が最大3つまでしか選択出来ない
- 提案リストから物件を外した後、精度が上がってくる印象
- 希望家賃が多少オーバーの物件提案がある
持ち込み物件の空室、取扱確認
両サービス共に、ホームズやCHINTAIなどに掲載されている物件のURLを入力して物件の空室確認をする事が出来ます。
〈Nomad.の物件持ち込み〉
- 1日5件の持込までは無料(6件目以降は1件24円)
- 持込物件の審査は数時間〜1日程度
〈iettyの物件持ち込み〉
- 物件の持ち込みは無制限無料
- 持込物件の審査は、数時間〜1日程度
内見の際のサービス比較
基本的にこういう新サービスはどこも内見時は現地集合が主流です。
物件間の移動も、徒歩と公共交通機関になります。
〈Nomadの内見〉
- 1枠3件、3時間で有料(960円)。
- 内見時に来るスタッフは詳しい事は何も知らない。
〈iettyの内見〉
- 内見は無制限で無料。
- 内見時のスタッフは、相手の知識次第。
- 内見前に必要な情報は調べてきてくれている様子。
物件の申し込みから契約までの流れ
内見後→申込書の記入、送信→審査→契約
という流れになります。
物件の契約までは、実際に不動産屋に行く必要はありません。
契約は、物件の管理会社で行います。
Nomad.とiettyを利用して思ったこと
両方に共通している事は、
伝えてある情報の社内共有が出来ていない。 という事です。
内見に同行するスタッフ、チャットでやり取りするスタッフ、何かあった時に電話が掛けてくるスタッフが異なる為、伝えてある事のその都度確認する必要があります。
Nomad.とiettyのサービスの違いは、そこまでありません。
仲介手数料が掛からないNomad.を利用する事をオススメします。
どちらのサービスも内見時のスタッフに口頭で確認した事は、
チャットで再度確認し直した方が良いと思われます。