多摩川のおさかなポストを利用する前に必ず読んで欲しい事
ペットとして飼われていた外来種の動物などを、飼い主が色んな事情で飼うことが出来なくなって、日本の生態系の中に混ぜてしまうことが問題になっています。 以前、渋谷区の池で外来種の巨大で危険な亀が見つかったりと、ニュースでも話題になっています。そんな中、多摩川もペットとして飼えなくなった魚や亀が放されてしまい、生態系が乱れています。
おさかなポストという施設
神奈川県川崎市の多摩川沿いにある稲田公園の一角に、おさかなポストがある。おさかなポストは、ペットとして飼えなくなった魚や亀を引き取ってくれる施設になる。もし貴方が今、手放そうとしているペットがいる場合、安易におさかなポストを利用しようと考えないで欲しい。良い記事があるので、下記を参照してください。
ペットを飼うなら、最後まで責任持てよ
ペットは、飼い始めた時は世話をするのも楽しく、サイズも小さく飼いやすいものが多い。しかし、時間が経つとだんだんと世話をするのが面倒になったり、サイズが大きくなってしまい、困ってしまうことがある。ペットも人間同様に命が宿っているので、飼うと決めた以上、責任を持って世話をする必要がある。しかし、やむを得ずに手放さなくてはならない場合がある。その際は、責任を持ってペットの余生を考えて、引き取ってもらう人間を探す必要がある。
おさかなポストは、最終手段として考えて欲しい。ボランティアで魚を引き取っているおさかなポストは、水槽やさまざまな施設管理に経費がかかっていることを忘れないでほしい。安易にペットを手放す人間のせいで、こうして一部の人間が損をするのは非常に悔しい。
ではペットとの生活は、どうしたらよいのか
これからペットを飼う場合
- 1、まずペットを飼う前に、自分が飼えなくなるケースを想定する。
- 2、飼えなくなった場合、周りに引き取って貰える友人はいるか。
- 3、いないなら、飼うな!!
現在、ペットを飼っている場合
- 1、ペットを残して、自分が死ぬ場合を想像する。
- 2、自分が死んだ時、ペットを世話してくれる人はいるか確認する
- 3、いない場合、親族、友人にお願いしておく
- 4、誰にでもお願い出来ない場合は、自分の死後のペットの事を考える
- 5、遺言書にペットをどうするかを併記する(詳しくは以下のリンク先)
遺言書なんて大げさなと思うかもしれませんが、あなたが飼っているペットは生き物です。大げさだと思った人は、おそらくペットを飼うモラルが足りていないと思って良いと思います。ペットとの付き合い方を改めて、考え直した方が良いでしょう。どうしても、飼い続ける事が無理な場合はおさかなポストの利用を検討しましょう。多摩川に行く手間と時間くらい、あなたがペットから得た癒やしや幸せに比べれば安いもんでしょ。
まとめ 「おさかなポストに行く前に、もう一度ペットとの思い出を」
もし安易な気持ちで、おさかなポストを利用しようと思っているなら、ペットとの思い出を振り返ってみて下さい。ひとりで帰った時に、ペットに仕事の疲れやストレスを癒やしてもらいましたよね。ペットは、どうしても飼い主とペットという所有関係が作られてしまいますが、僕はペットはパートナー、家族だと思ってもらいたいと考えます。パートナー、家族としてペットを考えれば、あなたは彼、彼女らに何かしてあげた事はありますか?これからでも遅くないので、出来るだけ長い時間を一緒に過ごして欲しいです。そして、普段私たちが動物や魚たちから与えてもらっているモノを少しずつでいいから、愛情として返してあげましょう。十分に可愛がってあげ、時には綺麗に掃除してあげたり、新しいペット用品をプレゼントしてあげると、よりパートナーとしての意識が高まります。