山梨県に移住する為に必要な自動車・家・仕事
山梨県は、田舎暮らし希望地域ランキングの1位って知ってましたか。東京から比較的近くて、富士山、富士急ハイランド、ほうとう、ワインくらいのイメージですが、何故今山梨県が人気なんでしょうか。
田舎暮らし希望地域ランキングとは
NPO法人ふるさと回帰支援センターという団体が、独自にアンケート調査した結果をもとに作られています。ふるさと回帰支援センターというNPO法人は、東京千代田区の有楽町駅近くに、「ふるさと暮らし情報センター」を運営しています。その来場者など2885人にアンケートを取った結果、2014年のランキングで山梨県が移住希望先として1位になったようです。アンケートの母数は、そこまで多くないように感じますが、実際にセンターに足を運んでいるいわば「見込み客」の回答なので、信頼度は高そうです。
山梨県ってどんなところ
現在、山梨県は人口約83万人で甲府市を県庁所在地に持つ中部地方の県です。
天気予報などでは、甲信越地方や関東地方などの地方として紹介されている場合もあります。
山梨は東京、埼玉、神奈川、長野、静岡が隣接しています。
静岡県と分け合っている日本イチの富士山と、その麓の富士五湖は観光地としても有名です。
また日本一の絶叫遊園地の富士急ハイランドがあるのも山梨県なんです。
東京からどのくらい離れてるのか
山梨県に行く方法は、電車を使うとJRの路線を使用します。
県庁所在地である甲府市のJR甲府駅は、新宿駅から約90分から2時間ほどです。
山梨へは高速バスなども出ており、こちらは約2時間30分弱ほどかかります。
なお、新幹線や飛行機などの交通アクセスは整備されておりません。
しかし、山梨県の都留市にはリニアモーターカーの試験場があります。
将来的にリニアモーターカーの駅が建設されるという話もありますね。
1、山梨は交通の便が悪いので、自動車が必要
山梨県に限った事ではないのですが、地方に移住する場合、都心部のように公共交通機関が整備されていないので、自動車がマストアイテムになります。
自動車は、年間のコストもかかる為、なるべく安く経費を抑えたいです。
やはり気になるのは、駐車場代ですよね。
県庁所在地の甲府市での相場は、月に4000円~10,000円ほどです。
都心部に比べれば、そこまで気になる金額ではないですね。
また郊外であれば、敷地が広い為、駐車場代はかからない場合が多いです。
2、移住する為には、住む家を探さないといけない
山梨県に移住したいのであれば、前述したふるさと暮らし情報センターを訪れてみましょう。
全く何も分からない状況で、自分でイチから移住のための情報を探していくには、膨大な時間が掛かってしまいます。
山梨県は、少子高齢化が進んでいる地域の一つであり、移住する為の空き家は多いです。
移住先によっては、地域に不動産屋がない場合もあります。
その場合、市町村の自治体が管理紹介をしている場合もあるので確認が必要です。
ふるさと暮らし情報センターで、移住先の住宅情報も紹介してくれるので、実際に足を運ぶのが早いと思います。
やまなし暮らし支援センター/富士の国やまなし観光ネット 山梨県公式観光情報
下記のサイトでは、実際に紹介されている物件の情報を見ることが出来ます。
山梨県への移住が気になっている方、ご検討されている方は一度チェックしてみては?
3、山梨に移住して、働く場合の仕事
やまなし暮らし支援センターでは、移住のための仕事の紹介も行っています。
同センターに、ハローワークの職員が1名常駐しています。
しかし、実際にどのような仕事が紹介されているかはわかりませんでした。
転職サイトで、チェックしてみると想像よりもさまざまな業種や職種での仕事がありそうです。
ホテル業や、経理、事務、管理職での仕事から、SEなどご自身の経験から、就業可能な企業、仕事をチェックしてみてください。
意外に、自分の能力を活かすことの出来る仕事が見つかって、山梨への移住がよりイメージしやすくなりますよ。
若者の移住希望の場合は、地域おこし協力隊という仕事も
地域おこし協力隊とは
「都会を離れて地方で生活したい」「地域社会に貢献したい」「人とのつながりを大切にして生きていきたい」「自然と共存したい」「自分の手で作物を育ててみたい」・・・。
今、都市に住む人たちがさまざまな理由で豊かな自然環境や歴史、文化等に恵まれた「地方」に注目しています。地域おこし協力隊は、人口減少や高齢化等の進行が著しい地方において、地域外の人材を積極的に誘致し、その定住・定着を図ることで、上記のような意欲ある都市住民のニーズに応えながら、地域力の維持・強化を図っていくことを目的とする取組です。
具体的には、地方自治体が都市住民を受入れ、地域おこし協力隊員として委嘱し、一定期間以上、農林漁業の応援、水源保全・監視活動、住民の生活支援などの各種の地域協力活動に従事していただきながら、当該地域への定住・定着を図っていくものです。あなたの希望に合ったライフスタイルが、地域おこし協力隊員として地域協力活動に携わることできっと見つかります。まずは「活動検索」から気になる地域や活動内容を検索しましょう。
山梨県の地域おこし協力隊の募集
2015年4月16日現在、山梨県で地域おこし協力隊の募集をかけているのは、都留市と市川三郷町の2つの自治体になります。
都留市では、産業振興の為に働ける人材を募集しています。
給与は、16万6000円で住居などは自治体が用意してくれるようです。
都内で新卒20万円で家賃分を考えると、十分山梨での移住生活は出来る給与になっています。
また地域おこし協力隊は、住民票を移す必要があるので、注意して下さい。
移住を検討している若者にとっては、おすすめな求人情報ではないでしょうか。
市川三郷町では、農業協力隊員での募集があります。
田舎で暮らしながら、農業について学びたい人にとってはおススメです。
以下のページから、詳細を見ることが出来ます。
またはこちら
山梨への移住は、今後増加していく見込み
NPO法人や、自治体が移住の取り組みに力を入れていています。
また、様々なメディアで取り上げられていることから、今後山梨県に移住する人は増えそうです。
芸人のずんのやすさんも、テレビ番組の企画で山梨県の小菅村に3か月移住しています。
番組が話題になれば、山梨への移住者増加に拍車がかかると思われます。
新番組「イチから住~前略、移住しました~」(テレビ朝日・ABC系)が4月12日(日)にスタートし、ずん・やすが山梨県小菅村への移住を体験する。